カップもあった
立ち食いよりも安いかき揚げといえばコレだろう。
カップといえばラーメンに手が伸びる私にしてみれば、カップ麺で蕎麦を食べることなど滅多にない。生涯でこれが2度目くらいだろうか。
それでも、テレビCMなどで「緑のたぬき」と「どん兵衛」がカップ蕎麦業界の両巨頭ということくらいは知っている。 ちなみにここのスーパーでは、どちらも105円。今度は缶コーヒーより安い。いまの日本で飢え死にするのは難しそうだ。
日をまたいで食べたせいもあるが、正直に言って、味の違いが分からなかった。
でも、かき揚げの違いはさすがに分かる。 なんせ、最初からお湯を注ぐタイプと、食べる直前に乗せるタイプだ。性格がまるで違う。これはパリパリ海苔のおにぎりと、しっとり海苔のおにぎり以上の差ではなかろうか。
発光ダイオードを発明した元社員には6億円が支払われるそうだが、この「あとのせ」を考えた社員にも、1億くらい払っていいんじゃないか。 そう思えるくらいに「あとのせ」にはグッとくるものがある。
いいとこ取りのかき揚げがあった
あとのせシステムに感心しきりだったが、かき揚げが別盛りで出てくるうどん屋がちゃんとあった。
なるほど、これだとかき揚げを汁にちょっとだけ浸けてサクサク感を残したまま食べることも、しばらく汁に沈めてトロトロになったのを食べることもできる。
かき揚げといいつつ、よく見ると具がバラバラだ。 いろんな食べ方が出来るようにという店側の配慮だとしたら、これはすばらしい。ツボ突かれまくり。 それに衣で繋がっていない分、無駄に油っぽくないし。
そう、かき揚げといえば、やっぱり気になるのが油だ。
ならばこの、少しでもカロリーを減らそうとする女心をなんとかしてやろう。というわけで、ある実験をしてみました。