「おしゃれ染めハウス」を鑑賞する

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チャレンジの日曜日

話題になったピンクの建物、といえば横浜市の「ピンクマンション」だろう。97年ごろ、周辺環境との調和を著しく乱す、として周辺住民や市民団体の抗議行動などがワイドショーや週刊誌でも取り上げられた物件だ。これらおしゃれ染めハウスとくらべていかほどのものか見に行ってみた。

たしかに「ピンクマンション」としか言いようのない染まりっぷりだが

このマンションをめぐっては当時「騒色」などという言葉も流行したほどだが、どうだろうか。確かにマンションなので規模は大きいが、正直、これまで紹介したおしゃれ染めハウスとくらべてとりたててどうということもない気がする。拍子抜けだ。やはり、「勝ち組感」の有無がポイントなのだろうか。

■最後になんとなく色順に並べてみた

こうやって分類したり並べたりすると何かやり遂げた気になるので気をつけたい

あれこれ言うまえにお前のその服の色をどうにかしろ、と言いたい

ハウスメーカーなどの調査によれば、住宅外壁の色の人気は明るめのベージュ、グレーなど無難なものが圧倒的だそうだ。

そんな人気とかには目もくれず一生に一度建てるか建てないかという夢の一戸建てをおしゃれに染める、色の冒険者たちがいる。たいしたものだと思う。

上記のピンクマンションの件から見ても、決して追い風とは言えないおしゃれ染めハウス界。そのパイオニアたちにエールを送りたい。

ぼくが家を建てることがあっても、こんな風におしゃれに染められるかどうか、自信がない。まあたぶんグレーとかにすると思います。ぼくの分までがんばってください。

オモテ
ウラ