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特集


ちしきの金曜日
 
夢でみたお団子の話

栗橋町のミカサヤ

ということで、まずは JR 東北線栗橋駅にやってきた。
駅を出ると、潰れたスーパーマーケットが目に飛び込んでくる。都心からわずか一時間程度の場所なのに、時間の流れが驚くほどゆっくりとしている。


駅舎だけが妙に新しいような印象を受けるふしぎな街角だ。

そんな駅前から五分程歩くと、一件目のミカサヤに辿り着いた。同じ栗橋にある本店はこの日はオヤスミだということなので、本店から程近くにある静御前店に足を運ぶ。



三笠屋静御前店の外観と内観。ごく普通 の和菓子屋さんといった趣だ。

ここの前には、源義経の内妻で舞の名手として知られる静御前の墓所がある。


寿永元年頃、百人目の雨乞いとして舞を踊り、三日三晩雨を降らせた逸話でも有名なところだ 。

静御前の墓所。


そんな静御前を前面に打ち出した商品として、静まんじゅうと静御前もなかがあったので、そのふたつを購入した。
また、おまんじゅうの上に赤飯が乗っているという、めずらしい「いがまんじゅう」なるものもあったので購入。

これがいがまんじゅう。めずらしいとして、以前テレビで取り上げられたこともあるとか。

ちなみにこの日は時期尚早だったため、その美しさを目にすることはできなかったが、お店の前には数の希少さであると共に学術的な見地からみても貴重であるという、静桜が植えられていた(開花時期は例年四月二〇日頃)。

店内に掲示されていた静桜の写真。

三笠屋
埼玉県北葛飾郡栗橋町中央1-2-20
営業時間 8:00〜20:00
定休日 月曜


それでは、つづいて二軒目の「ミカサヤ」に足を向けてみよう。


 

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