狭い場所がだめなら、広い場所はどうか 行き当たりばったりで公園へとやってきた。公園では以前にもデイリーポータルZのからみで一度大声で叫んだことがある(特集「音でもようを作る」)。あのときは代々木公園へ行ったが、今日は新宿御苑へ。 閉園ぎりぎりに潜入すれば人も少なく叫びやすいのではと16時にやってきた。 閉園間近の園内は思いのほか人が多かった。くつろぎの時間をすごす人々が行き交う。こんなハズでは……。 「あー!」 騒音計を手に叫んだつもりではあったのだが、ほとんどささやいていた。 だめだ! 叫べない! なんだか、新入社員の度胸試しみたいになってないか。ここで叫ぶなんて無理っすよ、先輩。 「音でもようをつくる」の時のように叫ぶための理由でもあればいいのだが(あのときは声の振動で砂をふるわせるために大声を出す必要があった)、ただただ叫ぶというのは非常にやりづらいということが分かった。 簡単だと思っていた「叫ぶ」ということの奥深さに気づかされるばかり。ああ。 そうだ! 周りの目が気になるのだったら、周りの人がみんな叫んでいる場所に行ったらいいんじゃないか。 続いて行くのは、遊園地。そう、絶叫マシンでならさすがに誰も絶叫しても文句は言うまい! いやっほう! |