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特集


はっけんの水曜日
 
パンツを選択する

5日目

今日も順調にノーパンだ。もう慣れた。特筆すべきこともないのでパンツに関しての豆知識を。

日本では男性用パンツは主にブリーフとトランクスだが、英語ではbriefsとかshortsとかいう。underpantsとも。女性用はpanties。どれも末尾にsが付くことを忘れてはいけない。


仕事だってノーパンだ。

6日目

ノーパン生活も特に逮捕とかもされず無事に6日目を迎えている。今回の件についてウェブマスター林さんから質問された。「直にジーパンとか履くのって痛くないんですか」

まったく痛くないです。

そう答えてはみたものの、もしかしてこれって暗に「この企画、やめてもらえませんか」といわれているのではないか、と疑ってしまう。パンツを脱ぐという行為は人を不安にさせる。正しいのか間違っているのかわからなくなってくるのだ。その結果、疑心暗鬼に陥る。だれもかれもが僕のノーパンを快く思っていないのではないか、と思いはじめてしまう。パンツはあんな布一枚で僕達の心の闇までもを閉じ込めていたのだ。


接客もノーパン。

この日の日記より

・この記事、書き方によってはクビになるかもしれない
・私の夫、ノーパンで仕事干されたの
・なんて言われたくない
・がんばる


24時間テレビみたいになってきている。最後は感動するのだろうか。そうしたら一人でパンツ振りながらサライを歌おう。

 

最終日

ノーパン生活もついに大詰めを迎えた。なんだか人を見る目が変わってきていることに気付く。その人がパンツを履いているのか否か、その一点に興味は尽きる。ライター陣でいうとどうだろう。小野さんとかノーパンではないか。武者だし。

今日、これからの生き方を決めることにする。パンツを履くか、それともこのままノーパンで暮らすか。公正に考える材料とするため、1週間暮らしてみて分かったノーパンでいることのメリット、デメリットをあげてみることにした。

まずメリット
・涼しい気がする
・男らしい気がする
・身に着けるものが減る(資源の削減)
・洗濯が減る(水道代、電気代の節約)
・気持ちが高揚する
・自由になれた気がする

続いてデメリット
・清潔なのか
・確かにパンツの洗濯は無くなるが、代わりにジーパンを毎日洗っている
・着替えをするのに場所を選ぶ
・トイレに行くたびに驚く
・ジーパンとか買いに行っても試着できない
・女性と話をするとわけもなく後ろめたい気持ちになる
・逆にパンツのことが頭から離れなくなる

予想通りといえばそれまでだけど、否定的な意見が多い。メリットの方を見てみると、ほとんど「気がする」で終わっている。気分がいいというだけで、実効的な効果は薄いということだ。

サライーのそらはー

そして決断のとき

ピックアップしたメリットデメリットを元に少し考えてみた。結果、やっぱりパンツ履くことにした。なんだよそれ。まあ30年も飼いならされてきたのだ、今さら外に出てエサを探すことなんてできないよ、ということだ。だけど皆さんも一度試してみてはどうでしょう。自分を見つめなおすいい機会になるかもしれませんよ。



 

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