リアルな色落ちを再現
こうして出来上がった生ダメージデニムがこちら。
大きな破れはないが、ところどころに激しくすれた部分がある。そしてそのキズ一つ一つに思い出が詰まっている。これが市販の破れジーンズとの大きな違いだ。
履いてみよう。
あれ
なんだ、このみすぼらしさ。直視できない。
思うに、全体の色が濃いままところどころにダメージがあるので、履き古したというよりは叩きのめされたという雰囲気になってしまっているのだ。市販のダメージデニムはそのあたりのバランスをうまくわきまえて色を抜き、破いているのか。
大切なことを学びました
ジーパンは一瞬の大きなダメージで破れるのではなく、長年の着用で擦れてやがて穴が開くのだ。時間軸を無視していたことが今回の敗因だ。
しかし今回の実験でジーパンの丈夫さだけは再確認することができた。転んだり轢かれたりしたくらいではめったに破れないので、破れたジーパンを格好よく履きたいという方は素直に破れたジーパンを買うべきだと思いました。