崖鑑賞の姿勢
崖はやっぱり腰が引けた姿勢で鑑賞したい。四つんばいで下をのぞき込むのもいいだろう。
板橋の崖にもそれで臨む。
ちょっと人んちをのぞき込んでいるようだが、見ているのは地面。建物の2〜3階建てはあるような高さだ。
いまでこそコンクリで固められているけれど、かつては荒々しい崖だったんだろう。崖の途中に花も咲いていたかもしれない。
武蔵野台地のはじっこにいるんだと思うとへっぴり腰にも力が入る。
いたばし崖ミュージアム
このあたりは住宅が密集しているため、ところどころに空間を作る目的で小さな公園が意図的に作られている。
その公園がこれまた崖鑑賞に最適なのだ。段々畑のように公園が階段状になっているところもあった。上を見ても下を見ても崖なのだ。どこを向いても崖ばかり。
どこを向いても崖ばかり、ってかなり閉塞的な状況のようだが、断崖マニア的には横浜ラーメン博物館ぐらい楽しい。 |