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食べる動作にまつわるオノマトペ、まずはその用法を調べてみた。思いのほか詳細に使い方が分けられている。

“ぱくぱく”と“もぐもぐ”は口の開閉にポイントがあったのか……。

それではこの新しい知識を携えて先ほどの写真を見ていきたい。

平日のお昼時のスーパーのフードコートは、私のような会社員やお母さんと子供連れや主婦がほとんどだった。

中高生でもいれば“がつがつ”や“もりもり”が目撃できたかもしれなかったが、このシーンにおいては“もぐもぐ”や“ぱくぱく”にとどまった。また“ぱくぱく”は子供に多いように感じられた。

ちなみに、撮影場所がうどんコーナーの前だったことで、想定外の“つるつる”や“ずるずる”が見受けられた。“つるつる”は麺類などの表面の滑らかな物をすすっている様子、“ずるずる”は麺や汁をすする様子である。

古賀がもぐもぐ食べていたのはうどん屋の丼メニュー、鮭親子丼。なんとなく、もぐもぐってご飯ものを食べている感じがする

ちなみにむしゃむしゃは

これは私にとっては意外だったのだが、この辞典によると“むしゃむしゃ”食べる人はこのフードコートにはいないのだった。

“むしゃむしゃ”というのは辺り構わず遠慮なく食べる様子によく使われるそうで、普通食べる場所ではないところで食べる様子なんかを表すのに適しているらしい。

今度コンビニの前に座ってなんか食べてる人を見たら「あいつ、むしゃむしゃ食べてんなー」と思おう。

宴会シーズンに使えるオノマトペ

フードコートみたいに、大勢人が集まるところでそれぞれのオノマトペを指定できる場所をさらに考えてみた。

で、思いついたのが宴会だ。そう、酔っぱらいのオノマトペもまたたくさんある。調べてみました。

“ぐでぐで” 泥酔した様子
“ぐでんぐでん” のたうちまわるほど泥酔した様子
“べろんべろん” ロレツが回らない様子
“ふらふら” きちんとした姿勢でいられない様子
“よろよろ” 足もとがおぼつかない様子

忘年会もラストスパート＆年明けには新年会が待っている。今度の宴会ではこっそり、酔っぱらいぶりをオノマトペでジャッジしてみたい。

次回の宴会ではぜひ！

さて、続いては感情を表すオノマトペだ。

たとえばこうゆうオノマトペ