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特集


フェティッシュの火曜日
 
帰り道。
僕。
見上げると木々のあいだに星空。でも左側に電線。


帰りの道が本気で真っ暗

ケーブルカー高尾山駅から清滝駅までの下りは真っ暗だった。

ほんとうに街灯がひとつもない。山道だから当たり前か。ケーブルカーの案内の人に電話で言われた理由が分かった。でももう遅い。これ、素人には無理ではないでしょうか。

覚悟を決めて真っ暗な山道を下る。歩きながら分かったことは

・小川の近くでひんやりした空気がかわる。視界が悪いぶんほかの感覚が敏感になっていたのかもしれない。

・水のにおいも分かった。すごいぞ。

・ムササビの声はしなかった。もう巣に戻ったのだろうか。

・気を紛らわそうと思って適当にルールー言っていたら
ルールル…
♪ルールル ルルル ルールル ルルル
徹子の部屋のテーマソングになった。僕はあの歌が好きだったのか。

大自然からインナーワールドまで、いろんなことに気づかされた暗闇だった。

高尾山駅にて。暗闇に浮かぶ顔。キャー!

ポップコーンの自動販売機でした。わかっても不気味。

山を下りたら

ふもとにいた

ケーブルカー乗り場の駅前にムササビのモニュメントがあった。まあ一応、と思って撮ってみたらそれっぽい写真になってしまった。これでよかったじゃん。と思うのはやっぱり本物を見て似てることが分かるからだ、と自分を納得させたい。

寒いところ&暗いところ好きとしては実は大はしゃぎで途中からムササビのこと半分忘れていたのも正直に記しておきたい。

(ムササビウォッチング、夜の登山は専門サイトでじゅうぶん準備をしてから行ってください)

 

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