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特集


ロマンの木曜日
 
裸眼会(らがんかい)リターンズ

ここがカラオケボックスか否か、顔を近づけて確認
呆然とモニターを見つめる3人

裸眼視点3:カラオケのモニター

裸眼カラオケ

裸眼のままボウリング場からカラオケボックスに移動したメンバーたち。
定員15名ほどの大部屋にしか空きがなく、3名はそこに通された。

広い部屋を有意義に使う事なく、モニターの向かい側のソファに並んで座る3人。
前回の裸眼会から一貫している傾向として、メンバーたちは基本的にくっついている。裸眼でもお互いを確認できる距離を保つ。それが基本の様である。

部屋に入ってからしばらくはモニターに流れるインフォメーション番組を見ていた3人。しかし、モニターからソファまでの距離は5、6メートル、裸眼ではその番組に誰が出ているのか全く分からないという(裸眼視点3)。

林「鬼束ちひろですかね?」
大山「いや、上戸彩でしょう」
臼井「いやいや、中島美嘉ですよ」

3人とも全く違う意見であったが、実際は平山あやが出ていた。

それぞれ、自分の好きなタレントの名前を言っていたのでは? 3人に聞いてみたがそんな事はないという。でも分からない。深層心理の更に深い所で、林さんは鬼束ちひろさんを、大山さんは上戸彩さんを、臼井さんは中島美嘉さんを、求めているのかもしれない。

期せずしてドリカム

インフォメーション番組に飽きた3人は歌を選び始めた。
1冊の歌本を囲んで歌を選ぶ3人。まだ3人で活動していた頃のドリカムみたいに仲良く見えるが、このドリカムは夢が叶いそうにない。


歌を選ぶ裸眼会

一曲目は林さんが入れた。
しかし、ソファからだと歌詞が見えないのでは……、と心配したが、次の瞬間、3人が揃って動き出した。


モニターの前に立つ3人

モニターの目の前に立てば歌詞が見える。裸眼の3人にとっては当然の行動であるが、広い部屋の意味がない。


そして、DA PUMPを歌う林さん

林さんが選んだ歌は、DA PUMPの「if」。モニターから20センチくらいの距離を保ちながら熱唱する。

途中、「もしも君じゃなかったら」と恋愛相手に対する気持ちを綴った歌詞があったが、裸眼の林さんにとっての「君」は恋人ではない。もしも隣りに立ってる2人が違う人だったらどうしよう。きっとそんな気持ちだったに違いないと想像する。


続いて臼井さんが渡辺美里を歌う

裸眼カラオケの2曲目は渡辺美里の「マイ・レボリューション」。臼井さんも同じ様にモニターに顔を近づけて歌う。

林「歌詞に感情移入出来ました。DA PUMPっていい事言うなあって」
臼井「私は歌がうまくなった様な気がしました」

歌い終わった2人が興奮してそう言った。

ソファからでも裸眼で歌詞が見えてしまう僕にはその気持ちは分からなかったが、確かに歌っている姿は気持ち良さそうであった。

林「ちょっと画面に酔いましたけど」

画面との距離が近過ぎて目が回ってしまったのだ。
3人とも同じ気持ちだったのか、2曲目を続ける人はいなかった。



 

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