動物園の入口前に移動
動物園の入口前にある植え込みに場所を移して再開。今度は園に出入りするファミリーにモテようと思う。
えらいモテた
モテる、えらいモテる。風船パワーで子どもたちがわんさか寄ってくる。ときに大人のカップルや中国からの観光客の方にもモテた。ああ、おれは人気者。
お孫さん連れのおばあちゃんが「アナタ本当に子どもが好きなのねえ」と目を細めてぼくを見る。いや、どちらかというと子どもは苦手なのだが、こんなにグイグイ愛してもらえるのなら話は別だ。ぼくは自分のことを愛してくれる人が好きだ。
「ありがとう、おにいちゃん」「おにいちゃん、お菓子あげる」ああ、かわいい。子どもってかわいいんだな。
自分がモテている写真ばかりをこんなに載せて申し訳ない。でもうれしかったのですよ。自分がモテた証拠をインターネットを通じて世界に発信したい。
いや、全ては風船の魔力によるもので、その魔法はボンベのガス残量を考えると残り20回ほどしか使えない。そんなことはわかっている。わかってんだよ、ちくしょうめ。
風船の魔力はどこまで通じるのか
さて、風船の力を借りることで念願の人気者にはなれたわけだが、これはある意味超当たり前のことだ。
次は不利な条件を自分に課して、それでもなおモテるのか試してみよう。風船のモテパワーはどこまで通じるのかのチャレンジである。