チャレンジの日曜日
日本のお金を守る最高のセキュリティとは…。
いよいよ金庫の内部まであと少し。入り口の大きな扉に驚く僕。これ、どういう状態かわかります? 今、僕の目の前にあるでかい固まりはちょうど扉の部分です。閉めるときはちょうどこれが左側の入り口の中に吸い込まれていくわけです。もうこれだけおおきいとなんだかよくわかりませんね。どんなものでもおおきくなりすぎると意味がわからなくなるようです。 ちなみにこれはアメリカ製です。日本で一番重要な金庫はアメリカ製の強固な扉に守られていたというのは何かの因果を感じずにはいれません。
いよいよ金庫の中に入りました。
僕らが最初に見たのは、長い長い廊下でした。ここは現金を運ぶ通路だったようです。昔は大量の現金を手で運べないためトロッコで運んでいたらしく、中央にある少し色の違う部分はトロッコのレールの名残のようです。ここに何度も現金を乗せたトロッコが往来したと思うと何か感慨深いものがありますね。タイルがなんともいえない風情です。ドラクエみたいに、いきなり現金があるのではなく、本当の宝は奥にあるのです。
この金庫は三重構造になっていて、さきほどの門を越えて、そしてさらに2番目の門(イギリス製)も越えたところに現金が眠る部屋があります。 ドラクエの洞窟やお城の中みたいに、いきなり現金があるのではなく、本当の宝は奥のほうにあるのです。
ついに現金にご対面!
ついに現金倉庫に到着。いよいよ見えるぞ! と思いきやいい大人が年甲斐も泣く我先にと現金を拝もうとしていてみれない。なんだ、やっぱりみんなここが見たかったんですね。それにしても異様な光景だなー。そんなにしてまで見たいかね。おとなげないなー。