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特集


ひらめきの月曜日
 
10円寿司ってなんだ

計ります

まずは、買ってきたものの重さを測定することから始めよう。大根のツマや大葉を取り出し、ラップに乗せて秤に乗せていく。



53gと書いてあったのに60gあった。こういう間違いは大歓迎です
ホタテは80g。ぼってりと重い
タコは50g。これでホタテと同じ値段だもの、やっぱり高いわ
これで50g。もっと少ない量で安く売ってくれないものか
なんだかこういう状態で見ると、ありがたみが薄れますね

寒い台所にいるのがイヤだったので、暖房の効いた部屋で作業をしていたのだが、生モノが相手だけに、作業はスピードが求められる。

そんなこちらの事情を察してか、どれも50グラムとか80グラムとか、キッパリとした数字ばかりで非常に助かる。いや、正確に計ってから売り場に出しているのでしょうけれども。

どんどんと秤に掛け、その重さをメモしていきます。

 

問題発生

次に、値段からそれぞれ10円のタネとしての重さを割り出すわけだが、さすが10円分だけに、グラムの単位が1ケタだ。

と、ここで問題が発生。


どアナログの世界

秤が、どうしようもなくアナログなのだ。これでは正確な1グラム単位の重さが量れない。マグロなんて10円分=2.4グラムだぞ。どうすんだ。


試しに、1円玉(1g)を乗せてみたところ

乗せる前
乗せた後

ん? 針、振れましたか? ってなほどに反応がない。

…どうしましょうか。デジタル秤を買いに行っている時間はないし、このまま続けるしかないのだが、それにしても困った。

しょうがない。ある程度まとめて量って、それを半分にして…というやり方で、1グラムを割り出していくことにしよう。正確な数値は望めないが、方法としては間違っていないだろう。


ホタテは2グラムで10円です(左)
イクラは12粒で10円。思ったよりある
原始の頃の虫のようですがウニです。1枚確保(0.5グラムのつもり。正確じゃありません)
卵焼き10円分は50グラム。なんて頼もしい重量感だろうか

 

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