要はダジャレなんだけどうまそうだ。「鉄のケーキ箱でケーキを守れ」（乙幡 啓子）

かわいそうなダンボールに一つ一つ同情していきます。「第1回ボロボロの段ボールグランプリ」（梅田カズヒコ）

誘惑に負けた瞬間の顔。「ホットケーキを焼かずに食べたい」（工藤 考浩）

どう見ても毒です。「繁華街の水たまりは毒なのか」（林 雄司）

強い箱と弱い箱

石川：工作では「鉄のケーキ箱でケーキを守れ」（乙幡 啓子）が。
住：スキマだらけだけどな、って。
住：っていうか、鉄のケーキ箱は恐怖編なの？
石川：恐怖ですよ！鉄って怖いじゃないですか。鉄格子とか鉄仮面とか。鉄分欠乏とか鉄道事故とかだいたい怖いです。
住：ああ、鉄か。
石川：今の説明で納得されるとは思いませんでした
住：うん、確かに鉄は怖いですね。鉄筋コンクリートとか。
石川：あ、そうそう。冷たくて冷徹な感じがしますよね。そんな鉄と、ケーキっていうミスマッチ。
住：うーん、やっぱり分からないや
石川：あ、せっかくいい流れになってきたと思ったのに。
住：それはともかく、乙幡さんの工作がどんどん凄くなる
石川：どんどん聞いたことのない機材が登場しますね
住：家はちょっとした工房になってる事でしょう
石川：これも箱ネタなんですが、「第1回ボロボロの段ボールグランプリ」（梅田カズヒコ）はどうですか。梅田さんどうしちゃったんだろう、っていう１本です
住：「ボロボロの段ボールには心の一等賞をあげたい。」って何が何やら
石川：結局、第1回ボロボロの段ボールグランプリは該当者なしなんですよね
住：第二回もないしね。
石川：来年あたりぜひやって欲しいですね。想像を絶するようなかわいそうな段ボールをひっさげて
住：いや、もういいんじゃないかな。
石川：あ、なげやり
住：多分、本人もやる気ないと思いますから。
石川：では、ボロボロの段ボールについてはあまり多くを語らないでおきましょうか
住：段ボールたちはみんながんばってるってことで。
石川：そうですね。各自がんばってください、ということで。

食べたら死ぬ・飲んだら死ぬ

住：じゃあ次は、「ホットケーキを焼かずに食べたい」（工藤 考浩）。これは戦いですね。
石川：葛藤ですね。でも最初に材料ぜんぶ用意してしまった時点で、負けはほぼ確定ですが
住：確かにそうだ。負けてる。
石川：負けそうだ→負けましたの過程を描いたドキュメンタリーですね。ちなみにこの話って聞いたことあります？生で食べると死ぬって。
住：いえ、この記事で初めて知りました。
石川：ほかに○○すると死ぬ、みたいにいわれてたこととかないですか？
住：うーん、つむじを強く押すと痔になるって言うのは言われた事あるなぁ
石川：えっ、そうなんですか？うちはそれ下痢でしたよ。
住：あ、下痢かも。
石川：うちはビニール袋かぶったら死ぬっていわれてました
住：それは普通に窒息死ですよ。
石川：あ、普通ですか。我が家独特の言い伝え、みたいな話ではなかったですか。
住：だってビニール袋かぶったら苦しいし。
石川：そうですよね…
住：被ったらダメですよ。死ぬから。
石川：お母さんと話してるみたいな気分になってきたので、次行きましょう
住：いいわよ。次はなによ？
石川：お母さん、この水飲んでもいいのかな。「繁華街の水たまりは毒なのか」（林 雄司）
住：そんなのダメに決まってるじゃない。死ぬわよ
石川：死にますね。
住：ええ、死にます。
住：水の周りに小さい虫が飛んでるし
石川：タバコの葉が入ってたって書いてあるし。死ぬ要素満載です
住：最後の顔がすべてを物語ってますよ。
石川：予想通りの結果になって実験としては大成功なんだけど、それがぜんぜん嬉しくないっていう複雑な心境の記事ですね。