実績のある虫トラップで集めてみる
次はトラップを仕掛けて虫を集めたいと思う。
虫トラップといえばバナナの焼酎漬けだ。森で取り出そうものなら一気に虫たちのアイドルになれるだろう。実際、僕はこのトラップで子供の頃いろんな虫を採っていた。以前は缶ジュースで虫を集めようとしたことがあったが、都会の虫はジュースよりもやはり酒ではないかと思うのだ。
都会育ちのすごいのが集まってきたらどうしよう、ちょっと怖いが期待もしたい。
焼酎漬けにしたバナナを街路樹の根元の見えにくいところにネットに入れて縛っておく。トラップはこれで完成だ。
焼酎はジップロックで密封していても外まで匂ってくるほど強力な匂いなので、この広い東京中の虫を集めてくれるに違いない。このまま一晩置いておくことにする。
光りに集まる虫探し
焼酎トラップに虫が集まるまで時間があるので、他の方法でも虫集めをしてみたい。虫はエサ以外にも光に向かって集まってくる傾向があるのでそれを利用しようと思う。
夜でも明るい自動販売機には虫が集まってくることで有名だ。ちょっと見てみよう。
都会は明るかった
なんだ、虫、いるじゃん、とお思いだろう。
すみません、実はこれは僕の家の近く(東京から電車で1時間ほど南下する)の自動販売機の様子でした。たまにクワガタとかとまっていますよ。
なぜ東京の自動販売機ではないのかというと、東京の夜は自動販売機よりも明るかったからだ。
これだけ明るいのに虫にたかられないということは、やっぱり虫自体いないのかもしれない。うちの実家あたりでこの明るさを放ったらビルが蚊柱に包まれるはずだ。
あとは仕掛けた虫トラップに集まってきた虫に期待するしかない。