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フェティッシュの火曜日
 
カップ麺の「かやく」で野菜炒めを

野菜炒め以外にも何かつくりたい

料理が一品というのは寂しい。ほかにも何かできないだろうか。
とりあえずすべての加薬を皿にだしてみて考えた。


皿にだすとなんだか有難い感じに

薬草みたいだが、すべてインスタント麺の具だ。
しばらくこれらを眺めた結果、野菜炒めのほかに2品つくってみることにした。


焼きそば2個分のキャベツ

このキャベツは浅漬けにしてみよう。


充実の野菜タンメン具材

これは炊き込みご飯の具にしてみることに。
言うまでもなく、「かやくご飯」だ。

 

おいしい野菜炒めとは

今回の企画を編集部の工藤さんにメールでかけあったところ、いただいた返信の中に、
『奥さんのアドバイスなどもらって(櫻田さんの料理の腕を疑っているわけではないです!)ぜひとも至高の野菜炒めをつくってください』
という文面があった。
完全に料理の腕を疑われているようだったので、素直に妻に相談したところ、よい本を見せてくれた。


きょうの料理ビギナーズ

特集が「野菜たっぷり炒め物」。すばらしい。
もしかしてNHKって、ニンジン・白菜・キャベツの略か? ん、そうなのか? ウリウリ。と、テキストを軽くいじった後、開いた場所に書いてあったのが、

「炒めるまでの下準備で9割決まる」

の一文。
危ない。また何も考えず行き当たりばったりで始めるところだった。
よし、ちゃんとやろう。心配している工藤さんのためにも。

下ごしらえ

「下味をつける」「合わせ調味料を混ぜ合わせる」「盛りつける皿も準備する」
テキストから飛び出すいくつもの提言。お願い、いっぺんに言わないで。
とりあえずその前段階である、「乾燥した具を戻す」作業にとりかかる。


カップ麺10個分の加薬

ちなみにこの段階で肉と野菜を分けた。かじると肉には既に濃い味がついていたので、野菜だけに下味の処理をするためだ。
NHKテキストに影響された細やかな段取りが冴えわたる。


野菜を戻したお湯を肉に再利用するという上級テクニック

すごい技おもいついたから撮って! と、妻を呼びつけたほどのテクニックだ。


味付けには、もちろんカップ麺のスープを利用

野菜炒めの味付けには、あっさりタンメンスープを使うことに。
皿にあけただけで、なんだか自分でつくった合わせ調味料のような気分になる。



全部は多すぎると思うので半分だけ投入。それでも多いかなあ、どうかなあ。


別にこの時点で食べても構わない

混ぜ合わせて下ごしらえ終了。
分けた肉のほうは味がしっかりついているのでお湯で戻してそのまま使う。

ここで野菜炒めは一旦ストップして、ほかの料理の準備も進めていこう。


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