今日の夕食
そう、これらの料理は家族ふたりのリアルな夕食となるのだ。大丈夫か。
さて、かやくご飯はどうだろう。
まるでパエリアのようにもみえるカレー味のかやくご飯。 カップ麺の具材を投入しただけとは思えない出来上がりに歓喜。スバラシイ!
さて漬物のほうは、
ぎゅっと絞ると焼そばソースの香りがキッチンに漂う。 もしかしてタレ入れすぎたか。やや不安になる。
実食
しれっとミニトマトでドーピングしているとはいえ、カップ麺のかやくとソースでつくったとは思えない、なかなか立派な食事に。
使ったかやく10袋。肉や茸にワカメまで含む10種の具材(トマト除く)からなる特製野菜炒め。これだけの種類の具を食べきれる量で手に入れるのは普通そう簡単ではない。
驚いた。ひとつひとつの具が小さいし、ちょっとべっちょりしてるけど、噛めばちゃんと野菜の食感がある。カップ麺だとあまり感じられないが、確かにこれらは野菜なのだと了解した。
野菜炒めかと問われれば残念ながら遠いところにいるが、野菜でつくった薬味だとすれば(味はやっぱり少し濃かった)充分おいしい。ご飯にかけたら何杯でもいけること間違いなしだ。 山形県の名物「だし」の次を狙えるポテンシャルを秘めている。
漬物は
野菜炒めより自然な仕上がり。色も美しい。
今回は焼きそばのソースを使ったため、特有の甘みがあるのだが、それが箸休めとしてちょうどいい。キャベツを完全に戻さなかったのが良い方に転がり、歯ごたえがあって漬物っぽい。
かやくご飯
具材の多さが自慢のかやくご飯だ。
キャベツの歯ざわり、ニンジンの彩り、そして木耳やコーンが入っている嬉しさ。とてもカップ麺の具でつくったとはおもえない。野菜がやわらかくて当然の料理なので、なんの違和感もない。 やや味は薄めだが、野菜炒めと一緒に食べるにはちょうどよかった。
「カップ麺の『かやく』はちゃんと野菜だった」ということを再確認し、なにはともあれビールがおいしい結果となった。
カップ麺にして14個分の野菜を使った今回の料理。「野菜を買っても余してしまう」という悩みをよく聞くが、いろんな種類の野菜を少量ずつ手に入れられるという点で、カップ麺のかやくは非常に便利なアイテムといえるかもしれない。 ただし今度は「麺が余る」わけで、そのあたりをどうするかが新たな食糧問題といえそうだ。