ある箱を開けたいのだが、そのための鍵は大事なので別の箱に鍵をかけて入れており、その鍵はまた別の箱にある・・という、理論上どこまでも連鎖できるエンドレスなロッカー。
IDとパスワードを書いたファイルをZIPでパスワードかけてメール添付してそのパスワードは電話で伝えるみたいなことって確かにたまにある。
「鞄の中の建築」
福島先生による「鞄の中の建築」は、こういう課題だ。
■鞄の中の建築
建築のミュージアムグッズをつくる。
実在する古今東西の名作建築の中から自分の好きなものを1つ選び、そのデザインや社会背景の特徴を生かして、鞄の中に入るように小さくし、建築以外の新しい機能を与える。
つまり既存の建築をミニグッズにしなさいということだろう。既存の建築というのはたとえばこういうのだ。 |