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ロマンの木曜日
 
ミステリーハウスと巨大迷路を訪ねる

巨大迷路ブームの火付け役『ランズボローメイズ』の生き残り

施設の方に話を伺ってみると、この迷路は80年代に巨大迷路ブームの火付け役となった『ランズボローメイズ』の日本国内での第一号であり、最後の1つでもあると分かった。(最後の1つと言われたが、ネットで調べてみると数箇所残っている様子もある。)

こんなに全国にあったならば、知ってるという読者の方も多いかもしれない。

全国のランズボローメイズポスターをじっくり眺めるだけでも面白かった。


迷路ブームってなんだったんだろう

京都(2番)のメイズ、ちょっとやりすぎじゃないか

1日かかっても出れないという人も居たんじゃないか・・・とすら思うがどうだったんだろう

ブームの頃の巨大迷路ファンが見ると、こういう閉鎖されることなく残っている『ランズボローメイズ』って一体どういう存在なんだろう。

施設の方のお話では「昔と比べると来客数も大幅に減っているし、迷路もミステリーハウスもちょっと閉鎖を考えている」とのことだ。そう言われるともったいないと感じてしまうが、やっぱり木造で老朽化もあり、管理も大変なのだろうと思う。

ちなみにこのキャラクターがあちこちに居て、誰だろうと思っていたが『ランズボローメイズ』の公式キャラだったようだ。なんだかすごく80年代っぽい。


トイレにも居た
空き缶に・・・!?

それはそうと、これほどの迷路だというのにGoogleマップには影も形も載ってなかった。なぜだろう・・・。
(ミステリーハウスの方は載ってた。)

 

最後にもう一軒!

ここまでで匹見峡での『ミステリーハウス』と『巨大迷路』については終わりだ。

だが、帰りにもう一軒斜めの家に寄ってきたのでそれにちょっと触れたい。
その家については「小学生の頃、遠足で行った斜めの家があった・・・」という記憶だけで、どんなものだったかとかはよく覚えていない。

内装等をちょっと確かめたくなったので行ってみた。
建物の名称は二軒目も『ミステリーハウス』らしい。


島根県出雲市『目田森林公園』
キャンプ客がちらほら居る普通の公園

公園の奥の方にひっそりと建つ。ちょっと不気味だ・・・
入口がちょっと大げさ

二軒目は「ふしぎ宇宙空間★」みたいな雰囲気まったくなし

入ってみると、内装は一軒目と全く同じだった。

こういう斜めの家には角度や内装など、決められた規格みたいなものがあるのだと思うが、どういう風に取り決められているのか・・・

建てられた時期が近いから内装も一緒なのか、
全国各地を見てまわれば内装は何種類か存在するのか、
そもそも斜めの家も巨大迷路と同様80年代に限って各地で建てられたものなのか、

色々と疑問が浮上したところで二軒目のミステリーハウスを後にした。


あれっ、この家どこかで見たことある・・・・

教わったとおりに階段に再チャレンジ・・・・というかものすごく夕日が逆光・・・

暫く平衡感覚がおかしかった

歩いてるときや運転中はなんともなかったのだが、この日の夕飯時に平衡感覚が変!と何度か感じた。広めのテーブルが壁に密接してたのだが、「テーブルの面が傾いて見える」「落ち着かない」という現象だった。
もっと傾いてる空間に居たら一体どんな風になってたんだろう。

表紙の写真もだが、ハウスの「ウ」が「?」なのが気になる

上空から見た『ランズボローメイズ』

撮影協力
匹見町巨大迷路,ミステリーハウス
島根県益田市匹見町匹見イ−915
TEL: 0856-56-0550
WEBサイト:巨大迷路 (匹見町観光協会)


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