海の中に鳥居!
そう、かつては海の中に鳥居があって、東京湾を隔てて富士山を祀ったらしい。
そういえば!
「登戸」ってなんて読む?
いきなりだけど、ここでみなさんにお聞きしたい。
「登戸」ってなんと読む?
「のぼりと」と呼んだあなた。うん、まあ、しょうがないな、神奈川っ子は。「のぶと」と呼んだあなた!さては千葉っ子だね?!仲良くしようぜ!
そう、この浅間神社から千葉大のむこうに「のぶと」という地名がある。
いきなりなんの話なのかというと、この「のぶと」にはこういう歌があるのだ。
筑波根の 峰の嵐を吹きおろす ふじの波間を 及ぼり戸の船
「登戸」の地名はここから来ているという。ていうか、この歌だと「のぼりと」なんだけどな。なんだよ。どっちだよ。
そう、歌のなかに「ふじの波間」とあるぐらい、見事に富士山が見えたのだ、ここらへん一帯からは。
なんと!富士山信仰が団地信仰に!
埋め立て地好きなぼくだけど、海の中の鳥居も見たかったな。
とおもいつつ、かつての海の方を振り向いたら!
これも学生時代目にしていながらなんとも思わなかった。しっかりしろ、学生時代の自分!
国道沿いになんでか鳥居あるなー、とは思っていたが、まさかかつての海の中の鳥居の復元とは。しかも一介のそば屋さんの手によるものらしい。すばらしい。
なにがすばらしいって、鳥居の向こうは団地だらけだってことだ。富士山信仰は団地信仰にクラスチェンジ!すごい!さすが!なにがさすが?
なんお話しだっけ。
そうそう、で、「轟町」のどんでんがえしね!