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コラボ企画
 

似合わない服保険を作るとしたら

ゴールド免許はありえるのか

損保ではゴールド免許の人が安くなる商品がある。似合わない服保険でもそんな免許はあるだろうか。

松岡 「ファッション業界に色彩検定や技能検定、販売の検定があるようですね。販売にコーディネートも含まれているらしいのでそれがいいと思います」

−−− ファッション販売の経験者がコーディネートはセンスじゃなくて技術だといってました。

松岡 「自分の体型や本当のサイズもよくわかっているでしょうね。同じMサイズでも肩幅によって着た感じが全然違うじゃないですか。そういうことを知っている人だったら外さないということになるので…」

−−− 保険料が安くなるということですね。
松岡くん、その服は地味すぎないか?
松岡くん、その服は地味すぎないか?
もっと冒険したまえ…
もっと冒険したまえ…
きょうはこの植木とコーディネートしてみたんだよ
きょうはこの植木とコーディネートしてみたんだよ
(困ったナァ)
(困ったナァ)

逆に保険料が高くなる人はいるのか

−−−生保だと危険な職業に従事する人は加入に条件がつきますが、似合わない服保険でそういう危険な人は考えられますか

松岡 「普段の生活が制服で済ませられるかどうかによって違いはあるでしょうね。
カジュアルな会社だとコーディネートを考える機会が多い、かつ人の目にさらされることが多いんで鍛えられていると思います。スーツで済んじゃうサラリーマンは服を買うときに不安があるかもしれない。」


−−−スーツで働いた期間が長いと保険料が上がるかもしれないんですね。
スーツだけどアグレッシブなサラリーマンもいる
スーツだけどアグレッシブなサラリーマンもいる
松岡 「加入時にファッションの知識を聞いてみてもいいですね

メンズノンノ見てます?とか。本当かどうかチェックするためにあり得ない雑誌の名前とか言ってみたりして。メンズキャンキャンって知ってますか?とか」


「はい」って言ったら保険料アップである。このリアリティ。もしかしたらライフネット生命保険は本当に似合わない服保険を検討しているのかもしれない。
「ガイアが俺にもっと輝けと囁いている」か…
「ガイアが俺にもっと輝けと囁いている」か…

似合わない、を誰が判断するか

−−− 保険金目当てで似合わない服をわざと買う可能性もありますよね

松岡 「それは払いません。これを補償してしまうと、損したほうが得なので、そういう保険商品は成り立たないんです。

やり得というか、どうせもらえるんなら買ったほうがいいと自分で決めることができるので、確率じゃない。モラルリスクと呼ぶんですが、意図的にできてしまうことに対して補償してしまうと、成り立たないんですよ、保険って。」
わざとへんな服を買うべからず
わざとへんな服を買うべからず
−−− 自分では似合うと思っているけど、似合ってないという状態でないといけないんですね

松岡 「本人が似合っていると思っていたらこの保険は請求しないですよね。でも奥さんがご主人が買ってきた服を見て勘弁してくれよって思って請求する、保険会社も似合ってないのを認めて支払う、という形になると思います。」
「じゃああとは任せたよ」
「じゃああとは任せたよ」
「白いスーツはねえ…」「あのフワフワもないですよー」
「白いスーツはねえ…」「あのフワフワもないですよー」
−−−本人が気に入っていても保険は適用されるんですか?

松岡 「本人は似合っていると思っていても請求があって、似合ってないって決まったら本人の意図とは関係なく違う服や代金があたえられたり、返品できたりするでしょう」

−−−それはショックですね…。
松岡(右)「このスーツを着てもらえませんか」出口(左)「いやいや、いいよ。なんで?」
松岡(右)「このスーツを着てもらえませんか」
出口(左)「いやいや、いいよ。なんで?」
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