今回の
バルーンアートなんですが実は、
アート作業自体のあれこれよりも、
その前の事前準備が
じつはものすごく大変だったのでした！

というのも、
まずは何より
すべての風船たちにペンで
苦悶する顔を
描いていかなければいけないわけでございますよね。

で、そのためとして
まずデフォルトのふくらむ前の風船に

ただその顔を描いていきたくもなるものですが

じつはそうして描いてしまうと、

風船をふくらました際に
表面が張って延びた際に
インクがかなり広がってしまい

見た目がものすごく
薄くなってしまうのです！！
マジかよ！

これは
我々素人が陥りがちなミスだと言えるでしょう。
　　　　　　　 （別に、陥ってもいいよね）

そこでどうすればいいかというと

あらかじめ風船を膨らましたうえで
そのふくらんだ状態の風船に直接

苦悶の顔を描く
という行為が必要となるわけですね。
そうすればふくらんだ際にも
それ相応のインクで
表現できるわけですからね。

ってことで
このたびは
風船を一個ずつ

ふくらませては

ふくらんだ風船に直接

ペンで
顔を描く、

また
風船をふくらませては
ふくらんだ風船に直接

ペンで
顔を描く、

という行為を
延々と続けていくことになったわけでございます。

そうして完成していった苦悶風船たちが
おもむろに積まれていくビジョンは

なかなかに惨々たるさまになっておりましたが
それには目をつぶるとして

やっとこさ

一袋分
終わったと思ったら

また新たな袋が
ドバーッとね。

アートをするためには
風船はある程度の個数が必要なため
それだけやらなきゃいけなかったというわけです。

で、また
なおも懲りずに
１個ずつ ぷーっと膨らませては
そこに直接
ペンでお顔を

という行為を
延々とね。

会社から帰ってきた夜中に
延々とね。

泣けてもきますが、
ここで投げ出してはいけないッ！！
このバルーンアートを
モニターの前で待ってくれている
子どもたちのためにもッ！！
　　 （いないよね）

と思うと
なんとかまた
やる気を振りしぼれたのでした。

で、
そうこうやり続けていき、

また
苦悶風船たちは
「べルセルク」の使徒たちのような
すごいビジョンで
たまっていきながらも、

また新たな袋がッ！
オェーーッ！！

でもなんとか
ガッツを振りしぼり、

そうこう
こんな苦行を繰り返していった
後に

無事３袋目の風船も
すべてやりきり、

こうして
４０個近い
苦悶風船たちが

ついに完成！！

したというわけでした。

完全に
オカルトな絵になってしまい
大変恐縮ですが、

今回
楽しくないバルーンアートを
敢行するための事前の準備として
このようなより楽しくない苦行が
敢行されていたのでした。

頑張りましたねヨシダくん。

というわけで
みなさんも
こんなアートをやられる際には
事前準備から
相当な覚悟と根気が必要となってきますので
気をつけていただけたらと思います。
　　　　　　　　　　 （別に、しないよね）

お忙しいところすみませんが
どうぞよろしくおねがいいたします。
ではまた失礼いたします。