好きになった理由は人それぞれ
アンケートの結果を見ると、思ったより軽めのファンの人も数多くいて、あ、おれはここにいてもいいのか、とちょっと安心できる結果だった。
工場ファンに聞く、工場に興味を持ったきっかけアンケートもほんとに人それぞれで、きっかけは何でもいいのだ、と安心させてくれる。塾さぼってみんなで工場見に行った人とか、保育園の遠足で工場見た、とか変だがリアルでそんなもんだ。
「どんな工場が好きですか?」分布によると、製鉄所のサビサビ系がちらほら、プラント・コンビナート(夜景がきれい)系が多数、そして鉱山・セメント系が20%で、大山さんによると「鉱山系がコア層」なんだそうだ。勉強になったが、この知識どこで使おうか。
デイリーポータルZライター工藤さんに話を聞いた
普通にチケット買って来てた工藤さん。ご出身は北海道の室蘭地方で「鉄も石油も電気(の工場)もあった」という吉幾三が聞いたら怒り出しそうなほどの工場エリートなのだ。
「子ども達はみんな工場労働者の子だったし、公のもの、って意識が強いかなあ」と工場観も相応のものをお持ちだ。今日は後述の映画紹介コーナーがおもしろかった、という。
「映画の中では悪いイメージだけど、うちの街では工場って富をもたらしてくれるもの、表のイメージだった。」と興味深いことを言っていて憎らしい。
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