どんな頑固そうな職人さんがお出ましになるかと思っていたら、喋りくちのとっても柔らかい美人が。なんだ、なんだ、これは中2の夢か。
「インテリアや雑貨が好きで、それも和のものが好きだったんです。洋よりも重みがあっていいと思っていて。そのジャンルの1つとして盆栽にも興味があって」
自らの盆栽への入り口をそう語る山田さんは、もともと清香園の主催する盆栽教室の生徒だったのだそう。以前は食品会社で営業をしていたそうだ。
清香園には若い従業員の方が多かったのだが、やはり生粋の盆栽好きの方もいた。山田さんの他にお会いした若い男性のお弟子さんは、なんでも高校のときから盆栽が好きでこの道に入ったという。昔は恥ずかしくてコッソリ隠れて松を育てていたというから本物だ。
お客さんはどんな人が
老若男女が訪れ、若い人も増えてはいるが、お客さんのコア層はやはり中高年だそうだ。そして噂通り外国人の方も多く訪れるという。
「外国人の方は寿司とか相撲と同じように日本文化の1つとして盆栽に興味を持っている人が多いみたいですね。盆栽村はガイドブックに載っているみたいです」
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