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縁側でまんがを読み耽るもよし |
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「このお膳でお茶出して…」大井館長の野望を伺う |
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ハクビシンが住むという庭の物置 |
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ハクビシンもいるのだ
創立当初(ていうか今も)、女ま館は「滞在型図書館」を目指していた。畳の部屋でゴロゴロしながら、いく日もかけて心ゆくまで少女まんがを読み耽る…なんて至福かしら!
「ここでまんが読みながら寝ちゃった人がいたらどうするんですか?」
という土屋遊のマヌケな質問に夫妻は目を輝かせた。
かつて、和室の片隅で小学生の女の子が眠り込んでしまった時は、お二人で
「これぞ女ま館の目指していたものだっ」
とそっと拍手をして喜んだそうだ。微笑ましい光景が目に浮かぶ。
小さなお子さんもいる館長夫妻ゆえ実現はまだまだ先になりそうだが、大井館長には小さな野望がある。
「この座敷で、少女まんがっぽく紅茶とケーキなんか出せたらいいなあと思ってるんです。縁側もあるし」
少女まんがカフェ。素敵だ。
ひなたぼっこしてまんが読んでるそばで猫が丸まってたりして。どうしても「少女まんが=猫」のイメージから抜けられないなあ。ここんちに猫はいないのだが。
「あ、でも物置にハクビシンがいるのよ。勝手に住み着いちゃったんだけど」
「え!よ、妖怪がでるんですか?」
と土屋親子。
どうやらハクビシンを妖怪だと思っていたらしいが、ジャコウネコ科のれっきとした動物。庭の木になった柿を全部平らげてしまう大食漢だと聞いてやっと信用した妖怪&動物好きのオン君、庭にダッシュ!
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