駐屯地の中を歩く

駐屯地の内部をほんの少しだけ歩かせていただきました。

梅田「あの建物はなんですか？」
峠「隊員が住む場所です」
梅田「社宅みたいなもんですよね？」
峠「ええ、世間一般でいう社宅のようなもんですね。独身の隊員があそこで暮らしています。いざというときに召集をかけやすいように駐屯地に常駐してるんです」
梅田「広さはどのくらいですか？」
峠「狭いですよ。階級にもよりますが、4人一組で暮らしてるんですよ。一人あたり寝るスペースは畳2畳ぐらいですね」

見ず知らずの男同士が4人で暮らす。なかなかありえない状況です。一人のスペースが欲しい僕には耐えられなさそうです。

自衛隊は今、女性隊員が増えているようです

さらに歩く。

梅田「ここは風呂場ですね」
峠「ええ」
梅田「中のぞいてみてもいいですか？」
峠「いいですよ。今は閉まっていますけどね」
梅田「ほんとだ」
（シャッターを切る）
峠「風呂場とか撮って面白いですか」
梅田「いや、面白いですよ」
峠「女性隊員は部屋にお風呂が用意されているんですが、男性隊員の部屋は簡易シャワーしかないんです。だからみんなここで疲れを癒すんですよ」
梅田「自衛隊員には女性の方も多いんですか？」
峠「ええ、詳しい数字はわかりませんが全国で14万人ほどの陸上自衛隊のうち1万人ぐらいは女性です。確実に増えてますね」

僕はどちらかというとフェミニストっぽい考えなんですが、それでも女性が1万人も自衛隊に入っているっていうのはほんの少しショックでした。興味深いです。
梅田「自衛隊に入る女性が増えているってどういう現象だと思いますか？　単純に考えると女性が強くなっているってことですかね？」
峠「私が思うに、ここでは男女が平等に扱われるからじゃないですかね。普通の職場では、やはり男と女で仕事内容に差がでるじゃないですか」
梅田「なるほど」

売店に到着

この駐屯地で唯一の売店を見学させていただきました。普通のコンビニで売ってるものから自衛隊独特のものまでさまざまなものが売っていました。