バナナで鳶を釣る
ちょっと悔しかったので、バナナをわざと食べやすいような位置にしかけ、鳶がバナナを襲う瞬間をカメラにおさめようと試みた。名づけて「バナナで鳶を釣ろう作戦」だ。
すると…
バナナを設置して振り返ると、なんと、もう鳶が襲いかかっているではないか!
すかさずシャッターを押したが、カメラに写ったのは落下中のバナナの姿だった。おそるべし野生のすばやさ。
その後、落ちたバナナを拾って、再び同じ位置にセットし直しシャッターチャンスを狙ったものの、2度と鳶は来なかった。悔しい。絶対今度リベンジしようと思う。
そういえば、デイリーポータルZでは過去何度か 人間が動物に敗北感を味わう構図が見られる。
・ハトキャッチ&リリース ・ハトでハトと書く ・鳥の群れに突っ込む など。
今後もデイリーポータルZと動物たちとの知恵比べはまだまだ続くであろう。
すっかり話がそれてしまった
すっかり話がそれてしまったが、 海を背景にしたカステラ写真、キズ有り(苦笑)。
江戸時代、船に乗って巨大なカステラが長崎は出島に流れ着いた場面を思い起こさせる(そういう伝来の仕方ではないけど)。
やっぱり私の汚い部屋で撮るよりも、海を背景にした方が、迫力が出る。歴史っぽい感じに見えるよう色合いも少し変えてみた。
次、玉ねぎ。
背景が海だとなんなく迫力出た気分になるが、 意味不明な写真であることに変わりはない。
そして半ば衝動的に、上に投げてみた。
↓
芸術家になった気分だ。
最後はバナナ。
作品タイトル:「バナナ、故郷フィリピンを懐かしむ」
そこが海というだけで、自分でも無意識のうちにバナナへの接し方が変わっている。部屋で撮ったのと全然撮り方が違う。
が、フロイトに精神分析させたら卑猥なことを言われそうな写真にも見える。(別にそういう願望があったわけではない。)