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とくべつ企画
 
2007年を振り返る〜感動編〜


酔っ払ったひとを満喫できる 「350種類の焼酎が飲み放題のイベント。(林 雄司)」



山の高いところに登るほど高い肉まんが食べられるというルールです。「肉まんが高級になってゆく登山(古賀及子) 」



かなりのいい線行っているのではないでしょうか!「F1になりたい(ざんはわ)」



対談はあんなですが、読むと勇気が出るいい記事です。「ある写真家の苦悩(対高校生編)(安藤 昌教) 」



ひきつづき酔っぱらいの話

古賀:酔っぱらい記事といえばこれこれ!「350種類の焼酎が飲み放題のイベント(林 雄司)
石川:酔っ払うだろうな、と思ったら案の定酔っ払ってる、という記事ですね
古賀:3ページ目、「これは登山だ」って書いてあります。いや、登山じゃないだろう
石川:「持ち出し禁止!」って書いてあるんですよね。
古賀:救急車が4台出た、とか「乾杯するまで飲まないでください」って注意書きとか、仕様が全部引くぐらい本気の飲みモードに合わせてあるんですよね。すばらしい空間です
石川:僕はかいこうずを飲んだ林さんの感想が酔っぱらいっぽくて好きです。「甘い!おいしい!」っていうプリミティブさ
古賀:もう相当楽しいから出る感想ですよね。まとめにも、「こんだけ楽しかったらふつか酔いぐらい仕方ないよね。」って
石川:この瞬間のためならすべてを受け入れる体勢になってますからね。なんだかお酒が飲みたくなってきたので、気分を変えて次の記事に行っていいですか。
古賀:そうしましょう、そうしましょう

よくわからないながらも感動

石川:こちらは本当に山に登ってる、肉まんが高級になってゆく登山(古賀及子)
古賀:おお、私のです!登りましたとも
石川:これは企画の訳のわからなさといいすごいインパクトで、僕の印象では今年の古賀さんといえばこれです。
古賀:ありがとうございます。そう、この記事「わけのわからない企画」という賛辞を多々いただいたんですが、私の中ではかなり肉まんと登山がガシャーン!と噛みあったんですよね
石川:えっ、そうなんですか!?
古賀:はじめる前に価格の違う肉まん4つがヒエラルキーみたいに見えたんですよ。で、登山だ!って。
石川:ああ、なるほど!ヒエラルキーのピラミッドがあるわ
けですね。今ガチッとつながりました。肉まんと登山が!ヒエラルキーを味だけでなく全身で感じることができて、「肉まんが身についた」、と!
古賀:そうなんですよ! 登山の疲れとともに全身で。
石川:あの、いま僕感動してるかもしれません
古賀:やった!分からない感動といえば、紹介しあうみたいでアレですがこれが骨頂です。F1になりたい(ざんはわ)。なんだこれ。でもなぜか感動しました。
石川:どのF1が好きですか?
古賀:2ページ目の2人のやつが一番なんですが、ここからなぜか「次はF1と1対1で向き合うのだ。」って個人技に入っていく流れがまたよく分からなくて好きです
石川:僕は3人のやつが好きなんですよね。でもやっぱり、3人でやっても喜びは3分の1なんじゃないかと
古賀:な、なるほど…
石川:そこから先は解釈の世界です。一人ですべてを体現するのは無理だから、自分なりのF1観で表現していくしかないと
古賀:F1をモチーフに舞踏みたいなことになってますよ。まさかF1も自分がこんな風に表現されてるとは思うまいて
石川:舞踏ってそういうことなのかもしれないですね。自分のF1を出していく、と。
古賀:ものすごい遠いものが結びつきましたね。舞踏とF1。
石川:読者がついてきてくれているか心配です。
古賀:きっと大丈夫だろうと信じてはいますが・・・。
石川:そそくさと次いっちゃいましょうか。ある写真家の苦悩(対高校生編)(安藤 昌教) はどうですか。
古賀:あ、中川さんですね!
石川:そうです。カメラを持ったら水を得た魚のような中川さんがいいです。アンパンマンが顔を交換したら強くなるように、写真家はカメラを持つと強くなると
古賀:実技に移る前の段階では、十分に良いことはなしてるはずなのに顔食べられまくってぼろぼろの状態ですもんね
石川:そうなんですよね。変な例えのせいで急に感動の精神年齢が下がってし まいました。
古賀:うん。変な例えをもちかけてきたなと正直思いました。


 

 
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